
きもちあ゛ー
きもちあ゛ー
きもちあ゛ー
などと唱えながら千鳥足歩法で歩く。千鳥足歩法とは、広い登山道の幅いっぱいを使って S 字を描きながら登る俺様流の歩き方である。歩数は増えるが体の負担がかなり減る。但し離れて見るとヨロヨロと覚束ない足取りで歩いているように見えるという諸刃の剣。


天狗岳山頂付近は目も眩むような高さのガレ場で滑落注意報発令である。此処でメマイがだとか、岩にリュックが当たってヨロめいただとかいう要らぬ事をついつい妄想家 + 高所恐怖症の吾輩は考えてしまい ガクガク((;゚Д゚)ブルブル してしまう。


天狗岳山頂に到着。古い夫婦連れにカメラ撮りましょうかと進言すると大抵ではそちらさんもと言うことになる。だがよく考えて欲しい。吾輩は単独遊撃部隊 & 裏方専業工作員である。自身一人の写真を後で見ても恥ずかしいだけであるが、しかし無碍に断るのも気が引けるため、予定外のブログ用のセルフ写真をしつこく貼り続ける事態になってしまう。天空の地から「ひれ伏せ、平民ども!」などとやってみた積もりだが、これはどう見ても「ハイル! ハイル!」である。向こうで先ほどのパーティーが笑って見ている。
パンパンになった SOYJOY をさらにむさぼる。向こうの凄い崖がある山が硫黄岳、その先の尖がった山が赤岳かなー。
さて降りるかと思ったら、こんなところでポメラニアン連れてビールカッ喰らってるリアル莫迦親父が独り居た。そのポメラニアン(笑)を何のダシに使う気か知らんがこのコースは齢 50~60 ほどの夫婦連れしかいねーよ。
天狗岳東 2,648m AM9:23
2008/07/27 (日) 09:32 | 中継 | トラックバック(0) | コメント(0) | 編集