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東北紀行5 ~ 津軽半島・白神山地編

東北
05.11.07 (11.03-11.08)
総走行距離 2,755km
11月7日、津軽半島竜飛崎たっぴざき。眼を覚ましたのはもう何回目だろうか? 雨は止んだようだが、とにかく風がすごい。ビュウビュウという轟音の中、車はずっと揺られっぱなし。それでもまぁ疲れてればなんとか寝られるもんだな。

強風の駐車場 午前 9 時半、例のごとくシュラフからもぞもぞと顔を出す。さすがは津軽半島最北端の竜飛崎。草木が全て斜め向いてるくらいの強風が吹き荒れている。



■ 竜飛崎

階段国道339号 身支度をして回りを見渡してみる。確か国道399号がここらへんで合流しているはずだが… あるある、それっぽいところ。

駐車場入り口の向こうに国道標識が立っている。ここ、国道でありながら階段になっているという日本で唯一の階段国道。もちろん車もバイクも走行できない、意味不明な国道なのだ。強風吹き荒れる津軽海峡をバックに黒もよ号を記念撮影。

竜飛崎 竜飛崎灯台も行ってみたが、風が強すぎたのでちょっと降りて引き上げてしまった。この強風の中、土産屋が普通に商売していたのは普段のことなのだろうか。なんか観光客も増えてきたのでさっさと退散。

先ほどの階段国道にも観光客が群がっていた。ちょっと時間がずれていたら前に車も停められなかったみたいだ。

ぐるりと回って階段国道の下に行ってみると、何かそれっぽい道が住宅の中に消えてきた。

階段国道の下
まるで誰かの家にでも繋がってるみたいな国道339号。
階段国道339号
住居の間を縫って伸びる国道339号。もはや狙っているとしか思えない (笑)。
湯本
階段国道339号の登り口。道路標識も誇らしげに立てられている。自転車くらいなら引いて登れそうな感じ。

上のほうからさっきの観光客が降りてきたようなので車に戻る。最北端まで車で行けるかな、とちょっと行ってみたが、程なく行き止まりだった。残念。

■ 最終氷期埋没林

竜飛崎を出発。国道339号から県道12号へ入り、十三湖の脇を通って津軽半島一路南へ。目指すは最終氷期埋没林さいしゅうひょうきまいぼつりん。我ながら埋没林好きだねぇ。県道を外れ、海沿いの林の中に突っ込んで行くと駐車場があった。ここから海岸に下りるらしい。

強風
海際ということもありすごい強風! 風と共にしょっぱい飛沫しぶきが飛んでくる!
埋没林
侵食された地層から枯れ木が顔を出している。これが埋没林? 単なる堆積じゃ…
高波
ちょwwww高波食らったらマジ俺行方不明www

とんでもない強風で怖くなったのでさっさと退散 (笑)。

■ 大銀杏

折曽の銀杏 県道12号をのんびり南下し国道101号へ入ると、「日本一の大銀杏」という案内板が目に付くようになってきた。大銀杏か… 見つけたら立ち寄ってみよう。

折曽の銀杏 カーブを曲がると唐突に大きな銀杏が現れた。さっそく車を停めて写真を撮りまくり。フフフ、これがプロの手際ってもんよ、見たいな顔して横のカップルを残して颯爽と立ち去った。

駐車場を出て 100m も走ると 「この先に日本一の大銀杏」 という看板が見えた。ハテ? さらに走ると「ここ右折」の看板が…

間 違 え て る よ !

北金ヶ沢の銀杏 慌てて右折。駐車場に車を停めると、あるある、怪物みたいな大銀杏が。ふと後ろを見ると、さっきのカップルの車も来たじゃない。ついてくんなよー!!

などと思っても仕方が無い。さも「ここからが本番だぜ」みたいな顔して写真撮りまくり。アホか俺。

北金ヶ沢の銀杏
大銀杏と一緒に鳥居と小さな社が祭られている。
垂乳根
たくさんの気根、乳垂で垂乳根たらちねの大銀杏とも呼ばれている。ちょいグロ。
大銀杏
大銀杏を見上げる。巨木は何か癒される。

気が済んだところでカップル (新婚旅行?) を放置したまま出発。ちなみにこのカップルの車は「わ」ナンバーの和泉、こっちがなにわだったから追いかけてきたのかな?

■ 千畳敷

千畳敷 大銀杏のすぐ先にある千畳敷へ到着。晴れてたらヤドカリでも探せるんだろうけど、今日はそんな余裕はなさそう。というかさっきのカップルも後を追いかけてきた。

千畳敷 荒れ狂う海、強風の中をカモメがホバリングしながら浮いている。おまえ飛ぶ意味ないだろー。高波安全圏ぎりぎりまで行ってみたが、潮風をかぶるだけだったのでさっさと撤収。カップルが出発したのを見計らってこちらも出発。

■ ブナの道・白神山地

県道28号 千畳敷を出発して国道101号を南下。県道28号に入りたかったのだが、行き過ぎて県道280号に入ってしまった。日本キャニオンとか沼みたいな湖を抜けて何とか県道28号に乗っかる。

午後 3 時を過ぎた。分厚い雲に覆われた空が眼に見えて暗くなって行く。ブナの森はどんどん深くなってゆき、重く濡れた落ち葉が磨り減ったタイヤにまとわりつく。ちょっと、ここ恐山よりすごい霊山かもしれん。

県道28号白神ライン。この道を進めば弘前市ひろさきし に出られるはず。峠道とはいえ、一本道だし迷うことも無いだろう。さっきからやたらダンプカーとすれ違うのが気になるが…

未舗装路 なんて、しばらく走ったら工事中の看板、突然の砂利道。いくら登っても終わらない未舗装路。ちょっ! もしかしてここから先ずっと未舗装かよっ!! そもそも抜けられるのかよ!?

無常にも顔を出す立て看板。

白神ラインは整備中です。
まだ砂利道が多く、道幅が狭い山岳道路です。
安全運転に心がけてください。
m9(^Д^)プギャー

やられた… ドライブガイドのコースにもなってる道路だったから、普通車の走行は問題ないと思ったのに。しかも昨晩の雨でぬかるんどるやんか。白神の世界遺産登録で無理やりコースに入れやがったな、る○ぶ編集部。

なんて毒を吐いていてもしょうがない。ここから先は携帯も通じないだろうし、ぬかるみにはまって動けなくなったら少々厄介だ。いやむしろ楽しいんだけど (笑)。戻るかどうか 0.27 秒考えた結果、強行突破することに決定。一晩をしのぐくらいの水と食料はある。たのむぞ、黒もよ号。

小石飛びまくり!! ひゃっほ~!
ヤバそうなぬかるみの前でしばし深呼吸、フゥ~…
見えた! (゚Д゚)クワッ!!
白神山地のブナの原生林なのかな?
ところどころ舗装されているものの、まだまだ続くぜブナの山道!!
悪路せいで手がしびれてきた。まだまだ先は長そうだ。
白神山地。これに雪降ってたら最高なんだろうけど、生きて帰れんだろうな。
鰺ヶ沢と深浦町の境界、天狗峠。まだ半分くらいだが、ここから先は舗装路のようだ。
なんちゃって! やっぱり続きますよ未実舗装路! もう疲れたよ~
天狗峠を下りきったところでトイレ発見、すぐさま滑り込む。いやはや泥だらけ。なんか耳鳴りもするし。また登りが始まる。
鰺ヶ沢町と西目屋村の境界、津軽峠。この状況だと遭難という言葉がリアルに感じる。

天狗峠を越えたあたりから半ばやけくそ気味。ドリフトできねぇかとサイド引いてみたり、広い砂利の駐車帯でアクセルターンしてサークル描いてみたり。

完全な舗装路になったのは暗門川に差し掛かった辺りからだった。未舗装道路約 45km 走破!! 手の痺れと耳鳴りが止まないが、途中の GS で洗車機にぶち込んで、順調に弘前市内にたどり着いた。もう真っ暗になっていた。

■ 炉辺

けの汁 そういえば青森の郷土料理って食べてなかった。ガイドブック見ながら炉辺ろへんへ向かう。住宅街を入ったところに良い感じのお店があった。

けの汁ってなんだか分からないけど、水焚きみたいなものかと勝手に想像して注文。出てきたのは味噌汁みたいなものだった。ぐはっ、これならもう一品頼めばよかった。今から頼むのもアレだったので、ご飯とけの汁、白菜の漬物で質素な夕食を済ませて出発。八甲田山へ向かうのだ。

■ 温湯温泉

温湯温泉 鶴の湯 飯を食べたら風呂に入りたくなる、自然の摂理。ちょうど国道102号沿いに温湯温泉ぬるゆおんせんの看板を見つけたので立ち寄る。鶴の湯というの共同浴場。オリーブオイルのようなしっとり感がある良い湯。

既に真っ暗だったが、この銭湯の周りも温泉街のようで良い感じ。

■ 風の八甲田山

温湯温泉から国道394号を東行し、たどり着いたは八甲田山の某温泉。午後 10 時を過ぎているのでもう閉まっていたが、すぐ上の駐車場に停めて車中泊することにした。

今夜も相変わらず風が強い。昨日の竜飛崎に比べればマシだが、八甲田山のほうが寒いな。まぁ明日は起きたら一番に温泉だし、と思ってシュラフに潜り込む。まぁこんな誕生日も良いかな。

2005/11/07 (月) 10:23 | 列島大紀行 | トラックバック(0) | コメント(0) | 編集

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