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はやぶさ再突入

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10/06/13 22:51, 90kB, 640x480, W61CA, MAP

はやぶさが地球をたった 7 年前は吾輩が大阪に赴く直前であろうか。経た月日の割にまるで成長していないようにも思える。自分という人間は一体何を試されているのだろう。

── などと感傷に浸っているふりをしようと思ったのだが、どう考えても波乱万丈七転八倒な 7 年間しか思い返せない。むしろ成長しすぎて悟りの域まで達してしまい困っているところである。もっとふつうに生きられないのかと。


元々吾輩は起業意欲があってフリーでやっていたわけではない。意欲ゼロかと言われれば嘘になるが、自分の手を動かしてモノ作るのが楽しい人間にベンチャー建てるなどということは七面倒くさいだけである。自営業であることは周囲へのネタにはなったが自分の中の優先順位としては低かった。

フリーでいた理由の一つは武者修行である。Java でシステム設計を極めようと思ったら、フットワークが軽くどこの紐付きでもなくどこにでも潜り込めるフリーの方が都合が良い。必要な機材や書籍、ソフトウェアを経費にまわせるし、組織の儀式事もなく純粋に目的に向かって疾走できる。ただ、人一人の力で至ることのできる境地は大阪のプロジェクトで達してしまった感があった。そして肝心の Java のイノベーションも 3-4 年程前から止まったままである。どんなに良いもの作ってもデファクトスタンダード取れなきゃ意味がないという現実があり、つまりそれは吾輩の力を生かすには組織力が必要だという現実に直面したのである。

それでもなお勤め人という道を考えなかったのはもう一つ理由があったからである。実際問題、あちこちから秘密裏にウチの会社入んねーかというオファーは受けていた。しかし前述の武者修行的な考えとは別に、いつか実家に帰らなきゃいけないのかという重石が常に自分の中にあって、それが特定の会社に勤めるという選択肢をことごとく除外していたのである。実家は吾輩にとって故郷であり土台であり同時にずっと足かせでもあった。

しかし昨年の正月にいろいろあってもう実家には戻らないと心に決めた。人間至る所に青山あり。これでフリーを貫く理由は完全に無くなった。まぁそれでも今まで一行のコードに命を懸けていたところから転職にまで考えを転換するのに少々時間を要してしまったが仕方がない。中途半端な心持ちでフリーを続けるよりは、一度しがらみや惰性的なこだわりを絶ち切って、10年前とは違う自分の立ち位置や自身の周囲の状況を見直せたのは今後にも良かったのであろう。


22:51、はやぶさ再突入予定時刻である。オーストラリアの上空 100km では水平線の向こうであるし、この今にも降り出しそうな湿気を帯びた重い空気で見えるわけはないのだが、最後に燃え尽きる時くらいはここで看取ってやろう。

だが吾輩はこんなところで燃え尽きるわけには行かない。何度でも再突入し、最後には地球に大穴開けて人類を滅亡させてやるさ。

… などと話がうまくつながったところでリポD飲んで帰って中継の動画でも見るか。さらばはやぶさ! (`・ω・´)ゞビシッ

2010/06/13 (日) 22:51 | 中継 | トラックバック(0) | コメント(2) | 編集

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まつ

『No title』

おー、なんか「猛き黄金の国 岩崎弥太郎編」を連想した。すげーぞ。

2010/06/17(木) 22:37:31 | URL | [ 編集]

ORESAMA

『No title』

なにそれ今度読んで見るわ。

2010/06/22(火) 23:51:23 | URL | [ 編集]

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